運転中、「ウインカーはいつ出せばよいの?」と迷うことはありませんか。
合図を始める時機は、右左折と車線変更で異なります。
- 右折・左折:交差点の30m手前から
- 車線変更:進路を変える約3秒前から
ただし、数字だけを覚えても十分ではありません。合図を出す前の安全確認と、合図を出した後の再確認までを一つの手順として覚えましょう。
右左折と車線変更では合図の時機が違う
| 運転場面 | 合図を始める時機 | 合図を終える時機 |
|---|---|---|
| 右折・左折 | 交差点の30m手前に到達したとき | 右左折が終わるまで |
| 車線変更・進路変更 | 進路を変える約3秒前 | 進路変更が終わるまで |
「右左折も車線変更も3秒前」と一括りにしないことが大切です。
また、ウインカーは「入れてもらう権利」ではありません。合図を出しても安全な間隔がなければ、進路変更を見送ります。
車線変更の確認手順
車線変更が怖い人は、ハンドルを動かす前の約3秒を準備に使ってください。
- ルームミラーで後方を確認
- ドアミラーで変更先の車線を確認
- 目視でミラーに映らない死角を確認
- 方向指示器で合図
- 約3秒後にもう一度安全確認
- 急な操作を避けて緩やかに進路変更
- 進路変更が終わったら合図を戻す
変更先に十分な間隔がない、並走車がいる、後続車が加速している場合は見送ります。
合図を出したからといって、すぐにハンドルを動かさないでください。
左折時の確認手順
左折の30m手前は、準備を始める場所ではありません。
左折に備えて車を左側へ寄せる場合は、さらに手前から周囲の状況を確認する必要があります。
- 前方、後方、左側の状況を確認
- ミラーと目視で左後方を確認
- 左へ進路を変える約3秒前から左合図
- 約3秒後にもう一度安全確認
- 道路状況を見ながら緩やかに左へ寄る
- 交差点の30m手前を目安に左寄せを終える
- 十分に減速し、左側端に沿って徐行
- 横断歩道、左側方、曲がった先を確認
- 左折が終わるまで合図を続ける
自転車や二輪車が左側にいる場合は、手順だけを優先して無理に寄せてはいけません。安全な位置と速度を選び、必要なら先に通過させます。
右折時の確認手順
右折では、対向車だけに意識を集中しないことが大切です。
- 中央線側へ寄る前に右後方・右側方を確認
- 交差点の30m手前から右合図
- 対向の直進車と、その陰にいる二輪車を確認
- 対向の左折車を確認
- 右折先の横断歩道を左右から通る歩行者・自転車を確認
- 右折先が詰まっていないことを確認
対向直進車や左折車の進行を妨げるおそれがある場合は待ちます。
右折先が詰まり、交差点内で停止する可能性がある場合も進入しません。後続車に急かされても、見えないまま曲がる必要はありません。
よくある間違い
曲がる直前に合図を出す
後続車や周囲の人が、こちらの行動を予測する時間を持てません。交差点の30m手前から合図を始めます。
合図と同時に車線を変える
車線変更は、合図を出して約3秒後が基本です。その間に変更先の状況を再確認します。
ミラーだけで確認する
ドアミラーには映らない死角があります。顔を向けた目視確認も組み合わせます。
合図を出したので進めると思う
合図は、自分の意思を周囲へ知らせるものです。変更先に十分な間隔がなければ進路変更を見送ります。
数字だけを守ろうとする
30mや約3秒は重要ですが、合図の前後に安全確認が必要です。道路、車種、天候、交通状況によって判断は変わります。
まとめ
合図の基本は次の2つです。
- 右左折は交差点の30m手前から
- 車線変更は進路を変える約3秒前から
さらに、「確認→合図→再確認→緩やかに操作」という順番を固定すると、慌てて複数の操作を同時に行うことを減らせます。
現地の信号、標識、道路標示を確認し、周囲に十分な間隔がない場合は無理に進まないでください。
※本記事は一般的な安全運転情報です。道路、車種、天候、交通状況によって適切な判断は変わります。


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